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公益社団法人 空気調和・衛生工学会 北信越支部

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お知らせ・催し物情報

「全空気式放射整流空調システム」の講演会について

 2014 年に閣議決定された「エネルギー基本計画」では、ZEB の時代に向けて動き出した建築分野において 2020 年までに新築公共建築等で、2030 年までに新築建築物の平均で ZEB を実現することを目指しています。
 この ZEB を推進するため(本来の ZEB 定義は、“快適な室内環境の担保”と“超省エネルギー化”の両立を前提とし、そのうえで再生可能エネルギーの活用等を推進していくこと)室内の温熱環境が低下しないよう再認識することが大切です。最新の温熱環境基準は多様化する傾向にあり、設備設計者や運用の自由度は高まる反面、熱的快適性に対する深い理解が求められます。ZEB 化であっても、エネルギー削減が建築の目的に成ってはならず、快適性、健康性、知的生産性を実現するための質の高い室内環境と超省エネルギーの両立が求められます。
 そこで、今回は PMV(予測平均温冷感申告)の要素でもある気流による熱的作用だけでなく、皮膚に対する触覚刺激をもたらすことや、局所的加熱または冷却されることによるドラフトによる不快感が少ない全空気式放射整流空調システムや、放射による加熱冷却のメカニズムについて講演と最新技術の事例紹介等を説明していただきます。
 なお、講演会終了後講師を囲んで関係者の皆さんと質疑等を含めた交流会を開催したいと思いますので是非ご都合の上参加願います。

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